どのようなものでも適当に選ぶのはよくないことですが、特に高価なものであればなおさら適当さは持つべきではないでしょう。その高価なものの一つとして窓ガラスも含まれると思います。以前に比べてそれほど高額ではなくなった窓ガラスですが、それでも最低料金で一万円程度はしますから、家計における支出割合から見ると比較的高額な部類のものとして分けられるでしょう。そんな窓ガラスについて、私は適当に選んでしまい、失敗してしまった経験があります。反面教師という言葉もありますので、そんな私の失敗した適当な窓ガラス選びを、同じような間違いを起こさないように開示させてください。
私が窓ガラスを選ぶときに重要視していたのは、ただ単に価格の部分だけでした。そのため、安い窓ガラスであればなんでもいいと考えていたのです。しかし、いざ安いガラスを購入してみるとなんとも薄っぺらい作りで、耐久性も他のガラスに比べてかなり低そうな印象を受けました。最初は新品のガラスなわけだからちょっとの衝撃では割れることはないと考えていましたが、そんな不確かな自信も数ヶ月で砕け散ることに。というのも、そのガラスが台風によって破損し、結果的にまた新しい窓ガラスを取り付けるという羽目になってしまったからです。
安物買いの銭失いと言われていますが、まさしく私の場合はこれに当たるでしょう。安い窓ガラスを適当に選んで購入していたので、結果として自分が望むだけのクオリティのあるガラスを取り付けられず、再びガラスを発注しなければならないという大損をこいてしまったのです。
この失敗から、値段の面よりも耐久性や自分が本当はガラスに対して何を求めているのかをじっくりと考えてからそれを選ぶようになりました。普通はそのような考えを持った上で窓ガラスを選ぶものなのですが、その普通が欠けていたのでしょうね。みなさんは私のように適当に窓ガラスを選ばないようにして下さい。